リスト機能の「通知をアクティビティに送る」が正常動作しない場合はココをチェック #Slack

リスト機能の「通知をアクティビティに送る」が正常動作しない場合はココをチェック #Slack

リスト機能を活用してアクティビティ通知を行いたかったものの正常に動作せず、業務環境とサンドボックス環境を利用して検証した結果判明した現状に関する記事となります。
Clock Icon2024.06.28

Notionのリスト機能を応用して、ワークフローのフォーム送信をアクティビティに通知させようとしていましたが、正常な動作に至りませんでした。パラメータの指定もそうですが、利用できるパラメータにも怪しい点がみられます。

リスト機能のアクティビティ通知について、現状がどうなっているのか2タイプのサンドボックス環境を利用した上での検証記録記事です。検証に利用したリストは新規作成時のものとなります。

環境によって異なるアクティビティ通知構成

業務用ワークスペースでアクティビティ通知を行おうとしたところ、指定するパラメータがそれでは成り立たないのではないかと気が付きました。

フィールドID指定が重複し、リストのアイテム指定が出来ない状態です。そこで、サンドボックス環境で試みたところ、以下の通り。

求められるパラメータが違って、アイテムIDが指定できます。こうなるとサンドボックス環境では期待できるところです。

環境によって異なるパラメータ取得可能値

恐らくアクティビティ通知で必要となるのは以下4つのパラメータです。

  • 通知先
  • 通知元リスト
  • リストアイテムID
  • リストアイテムのフィールドID

通知先へ、通知元リスト内アイテムの特定フィールドを通知するといった仕組みでしょう。

では実際に取得可能なパラメータはどうなっているのか、リストへアイテムを追加した後に得られるパラメータは以下の通り。まずは業務用ワークスペース。

アイテムIDが取得できません。そしてサンドボックス。

フィールドIDが取得できません。「どうしてそうなるの」とぼやきたくもなります。なお、フィールドIDにアイテムIDを、アイテムIDにフィールドIDを指定するとエラーログが通知されます。

あとがき

当記事執筆中にワークフローがアップデートされることを期待していましたが、特に変わっていないためにそのまま記事としました。なお、筆者の環境では発生している状態であり、正常なワークスペースが存在する可能性もあります。

万が一アクティビティ通知がうまくいかない場合はワークフローステップとパラメータ値を確認してみましょう。

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