リスト機能の「通知をアクティビティに送る」が正常動作しない場合はココをチェック #Slack
Notionのリスト機能を応用して、ワークフローのフォーム送信をアクティビティに通知させようとしていましたが、正常な動作に至りませんでした。パラメータの指定もそうですが、利用できるパラメータにも怪しい点がみられます。
リスト機能のアクティビティ通知について、現状がどうなっているのか2タイプのサンドボックス環境を利用した上での検証記録記事です。検証に利用したリストは新規作成時のものとなります。
環境によって異なるアクティビティ通知構成
業務用ワークスペースでアクティビティ通知を行おうとしたところ、指定するパラメータがそれでは成り立たないのではないかと気が付きました。
フィールドID指定が重複し、リストのアイテム指定が出来ない状態です。そこで、サンドボックス環境で試みたところ、以下の通り。
求められるパラメータが違って、アイテムIDが指定できます。こうなるとサンドボックス環境では期待できるところです。
環境によって異なるパラメータ取得可能値
恐らくアクティビティ通知で必要となるのは以下4つのパラメータです。
- 通知先
- 通知元リスト
- リストアイテムID
- リストアイテムのフィールドID
通知先へ、通知元リスト内アイテムの特定フィールドを通知するといった仕組みでしょう。
では実際に取得可能なパラメータはどうなっているのか、リストへアイテムを追加した後に得られるパラメータは以下の通り。まずは業務用ワークスペース。
アイテムIDが取得できません。そしてサンドボックス。
フィールドIDが取得できません。「どうしてそうなるの」とぼやきたくもなります。なお、フィールドIDにアイテムIDを、アイテムIDにフィールドIDを指定するとエラーログが通知されます。
あとがき
当記事執筆中にワークフローがアップデートされることを期待していましたが、特に変わっていないためにそのまま記事としました。なお、筆者の環境では発生している状態であり、正常なワークスペースが存在する可能性もあります。
万が一アクティビティ通知がうまくいかない場合はワークフローステップとパラメータ値を確認してみましょう。